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-| 2011年07月 |2011年08月 ブログトップ

こんな時、親はどうすれば? ①

<やればもっと成績は上がるのに。>

 こんな悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃると思います。私も、成績中位の生徒はもちろん下位に甘んじている生徒の中にも、トップクラスに名を連ねても不思議ではないと感じさせる生徒を数多く見て来ました。
 では、何故しないのでしょうか?やる気にならないのでしょうか?
 原因ははっきりしています。生徒本人に、成績(順位)を上げたい、〇〇校に必ず合格したいといった目標や意欲が無いからです。
 それではどうやってやる気にさせればよいのでしょうか?
 残念ながら、そのような都合の良い方法はありません。親であろうと教師であろうと、他の人間を自分の思い通りに操ることはできません。本人にしても、目標は持とうと思ったからといって持てるものではありません。本人の中に目標や自覚が生まれるのをひたすら待つしかないのです。それでは受験に間に合わないと思われるかもしれません。でも、こればかりはどうしようもない事なのです。
確かに、出来るだけ良い学校へ進ませたいという気持ちは痛いほどよく分かりますが、中学受験や高校受験は単なる通過点に過ぎないと思いきることです。これは親として責任を放棄することではありません。むしろ

 ”本人の可能性を信頼するからこそできる、
  真に自分の子供のためにする、
  勇気ある決断なのです。”

 受験をあたかも最終目標かのように強制的にやらせることは、仮に合格しても進学後伸び悩んだり、又それ以外にもさまざまな弊害が生じます。
 自分の子供に勉強を強いる親御さんは、今一度考え直してください。
 それは本当に子どものためなのか?
 実は自分のためにやらせているのではないか? と。

                                         つづく・・・


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  「いつも ありがとう♪」 を言いたくて


個別指導とFAX通信教育

 1984年、東京千代田区に「三角図法 数学教育センター」を開き、御三家をはじめとする難関中学を受験する小学生に算数を、合格後も続ける国私立中学生には数学・英語を指導していました。ところが事情があって地元札幌へ帰らなければならなくなりました。1996年のことです。当時70名近くの小中学生が在籍していました。指導を続けるとすれば、FAXを利用した通信教育以外に選択肢はありませんでした。
 そこでは黒板は置かず、質問のある生徒の机へ行き納得するまで教える、いわゆる「完全個別指導」という形態をとっていました。ですからFAXによる通信教育は、じかに教えることが出来ないという点で個別指導とは、およそ相容れないものだと思いました。
 しかし冷静に考えてみると、必ずしもそうではない、というよりやり方次第ではむしろ個別指導の理想に近いものにすることが出来るという結論に達しました。
 確かに口頭で教えることは出来ないという欠点はあります。これについては、電話でフォローするという方法でほぼ補えることが可能です。
 通塾の場合と通信教育の場合の大きな違いは、質問がある時に答えてくれる者が側にいるかいないかの違いです。そして後者の方が生徒にとっては望ましい環境なのです。
 それは第一に、送信された正解を自分の頭を使って理解しなければならないという環境に置かれることで、”理解するとは一体どういう事なのか”を体得できるようになるからです。
 通塾の場合ですと、分からなければ何度も聞けるという気持ちがはたらくので、どうしても
説明の聞き方が雑になり、分かったつもりでやり過ごす結果になりがちです。理解すること無くして応用力を身に着けることは出来ません。
 第二に、どんな問題も誰の助けも借りず、自分ひとりの力で解かざるを得ない環境に置かれることで、真の実戦力を養うことが出来ます。
 入学試験とは、いうまでもなく初めて見る問題を自分で解かなくてはなりません。そのために膨大な問題をこなし解法を暗記するといった勉強法は賢明だとは言えません。
 常に「絶対解いてみせる」という強い意志で問題に取り組む習慣を持つことでしか、思考力・応用力を育てることはできません。
そのようにして次第にかなりの難問まで自分で解けるようになって得られた自信が、試験当日あがらずに実力を十二分に発揮することを可能にするのです。
 以上述べた理由以外にも、通塾時間の無駄をなくす、自分の都合の良い時間に出来るなどのメリットがあります。ですから遠距離の生徒だけではなく、通塾可能な地域でも通信教育の方法を選ぶ生徒も少なくありません。
 尚、ここで誤解しないで頂きたいのは、通信教育の方が優れているという事ではありません。通塾する場合、聞きたい時すぐに質問できるという大きな利点があるのですから、それを生かすためにも、なるべく依存心を待たないように自分を厳しく律することさえできれば全く問題ありません。

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苦手科目を克服した生徒 ⑤

前回のお話のつづき

 のみこみが良く、あまり教えなくても、難問でもスラスラ解いてしまう生徒と、時間をかけて丁寧に教えてもなかなか成績が上がらない生徒との違いは、能力の違いではなく生徒自身の自分に対する評価、つまり「気持ち」、心のありようが大きく関わっているのです。説明を受けている生徒の表情や様子を観察していて、このことに気付かされました。
 何度説明しても理解できない生徒は、例外なく「どうせやっても無理だ」という気持ちを抱いています。つまり自分に対する「否定的評価」です。それがバリアーとなって説明を無意識に拒絶します。理解できないのではなく、理解しようとしていない(理解することを始めからあきらめている)のです。理解していないのですから、問題を解くことはできません。したがって成績は低下します。苦手意識はより一層強いものになります。この悪循環を繰り返すのです。
 このような場合、教える側は繰り返し説明することで何とか理解させようとしがちですが、これは何度も説明を受けている自分を客観視することで本人の苦手意識を逆に強める結果となってしまう恐れがあります。
 自分に対する「否定的評価」は何の根拠もない勝手な思い込みにすぎません。

  <頭が悪いのではなく、頭が悪いと思っているだけなのです!>

 これが「肯定的評価」へと変わったとき、事態は一変します。それを可能にするのは

  <「自分もやればできる」という成功体験です。>

 この成功体験を一つずつ積み重ねていくことで自信が生まれ、説明もすっと入ってくるようになります。理解できたことで自分の力で問題を解けるようになり、当然成績上昇へとつながっていきます。この好循環を繰り返すことで、得意科目に転じることも十分可能なのです。
 
      
      どの生徒もきっかけひとつで変わる可能性を持っています。

      決して諦めないことです!

苦手科目を克服した生徒 ④

前回のお話のつづき

 当初はこのB君のような生徒については、能力的な問題としてとらえていました。ですから出来るだけ分かりやすく、いろいろ工夫をして根気強く教えること、それが個別指導の個別指導たる所以だと思い込んでいたのです。
 よく「本人はとっても良く分かると喜んでいます。」と親御さんから言って頂きましたが、成績に結びつくことは殆どありませんでした。テストでは基本的な問題しか出来ず、何度も教えていたはずの問題ですら出来ないといった有様です。
 ところがこのような生徒の中に、いつの間にこんなに出来るようになったのかと目を疑うほどの変貌を遂げる生徒が時々現れました。もちろん、その生徒に対してだけ特別なことをしたという訳ではありません。
 能力の問題として考えるならば説明のつかない現象です。そんなことから次第に能力を基準にすることには疑問を感じるようになりました。考えてみれば、小学生や中学生の学習する内容程度で能力云々を持ち出すこと自体おかしなことなのです。

                       つづく

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苦手科目を克服した生徒 ③

中1の夏から通い始めて公立高校へ進んだB君の場合

 英語も数学も苦手で、新しいことが出るたびに何度も説明しなければならないタイプの生徒でした。これまでもそのようなタイプの生徒は数多く教えてきましたが、ここまで説明に時間を要するケースはあまり経験したことはありません。幸い英語の方は比較的早い段階で苦手意識もなくなり、まずまずの成績を収めるようになりました。数学は予想通りかなり難航しました。後で述べますが、何度も繰り返し説明するといった教え方は逆効果なので、一通り説明を終えたら出来るだけ自分のペースで頭を整理する時間を与え、その後再び説明をするといった方法を続けました。そのうち、「理解する」とはいったいどういう事なのかを漠然としてではありますがつかんできているようでした。
 本人の懸命な努力もあって、中2・中3と内容も次第に高度化していきますが、学校の授業にも遅れることなく、標準的な問題ならば、自分の力だけで解けるようになるまでに成長しました。
 過日、進学後初めて教室に顔を出しました。「高校はどうだ?」と聞くと、「今回の期末、英語も数学も平均はいったけど、もっととれた」と悔しそうに言いました。これが以前「俺、高校に行けるかな」と心配していた者の言葉かと耳を疑いました。
     
            ④へつづく


苦手科目を克服した生徒 ②

前回のお話のつづき

彼は何と40点もとってきたのです。これまで10点もとれなかったのですから大満足の様子でした。でもこれはまぐれではなく、予想以上に力をつけていたのだという事です。
その最大の要因は、本人に「英語が出来るようになりたい!」という強い意欲があったことです。それで、やっていくうちにだんだん分かるようになり、何とかなりそうだという希望や手ごたえが生まれ、それがより積極的に取り組む原動力となって英語の理解を早めたのです。
今までこのような経験を数多くしてきましたが、メカニズムは同じです。一言でいえば”本人の意欲と好循環”ということです。
A君は結果につながったということが自信となり、現在は学校と同じ進度で英語の勉強が出来るようになっています。次のテストでは間違いなく成績は上がることでしょう。本人もそう信じているはずです。

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苦手科目を克服した生徒 ①

公立中学2年生A君の場合

 特に英語が苦手ということで今年の春期講習からスタートしました。試してみると、ほとんど分かっていない状態でした。 Is this a book? に対して Yes,it is.
                          No,it isn't.  と答えられないという感じです。
 これはよくあるケースで、英語の第一歩から始めることになります。 3ケ月間、授業時間の大半を英語に費やしました。不完全ながらも2年生の内容に入ることができるようになりました。付け焼刃の準備であることは承知の上で期末テストに間に合わせました。形だけでも良いから試験勉強をしてテストを受けさせてやりたいと思ったからです。1年生の内容ですらまだまだなのですから、成績アップの可能性は皆無に等しいと思っていました。

       
                                つづく

                          






苦手科目について ②

前回のお話の続き

 どの生徒も何かきっかけをつかむことによって、それまで避けてきた科目に積極的に取り組むようになる可能性をもっています。
 そのきっかけとは「自分もやればできるんだ」と感じることのできる経験をするということです。それを積み重ねていくうちに、気付いてみたら得意科目になっていたということも珍しくはありません。
 教える側としては、ついつい分かりやすい説明を丁寧に繰り返せばよいと考えがちですが、それは誤りです。何度も説明されている自分を客観視することで余計「自分はダメだ」という気持ちを強める結果になるからです。
 とにかく焦らず、生徒の可能性を信じて成功体験を得やすい環境づくりに徹することです。
 もう一つ欠かせない条件があります。それは「苦手を克服したい」という生徒本人の意欲です。
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愛がいっぱい夢もいっぱいLivly Island の世界

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苦手科目について ①

数学(算数)だったら計算はできるけれど文章題が解けない。
英語だったら三人称単数が分からない。
苦手科目をもつ生徒は「わからない」→「しない」→「成績低下」の悪循環に陥っています。
どの生徒も「どうせやっても無理だ」と思っています。
親など周りの人間の言動が、そのような気持ちをさらに強めることもあります。
でもそれは何の根拠もない勝手な思い込みにすぎないのです。
家庭教師をつけても塾に通わせても改善しないのは、その「苦手意識」が妨げになっているのです。
ということは「苦手意識」を取り除けば苦手科目は必ず克服できるということです。

              「苦手科目について ②」へつづく・・・

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