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君たちはこんなことを考えていないだろうか? ④

   前回のお話の続き

 どんな難問でも、教科書で学ぶ公式だけで解くことが出来ます。ただそれには応用力や思考力が求められます。難度が上がるほど、それはより高度なものとなります。
 それには前回のお話で述べた基本原理だけでは足りません。

 応用力や思考力を高めるためには、常に「必ず解く」という強い意志を持って、粘り強く問題に取り組む習慣を持つことです。それ以外にありません。
 前にも述べましたが、 入試とは初めて見る問題を自分一人の力で解かなくてはならないものだからです。

 君がもし、難問を扱った授業を受けたり誰かに教わったとしても、君の応用力・思考力が育つことはありません。教えた人に高い応用力・思考力があったというだけなのです。

                 ⑤へつづく
                            
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君たちはこんなことを考えていないだろうか? ③

   前回のお話のつづき

 それでは「受験勉強」に直結する日常の学習とはどういうものなのかについて説明します。
科目によって異なります。
 勉強法によって最も左右されるのが数学です。

 最も大切なことは、その単元の基本原理を正しく理解することです。
君たちの中には、計算問題や初歩的な応用問題(文章題)しかできないという生徒がたくさんいると思いますが、それはこの基本原理が分かっていないことが原因です。
 もともと自分には応用力が無いという風に考えてはいけません。
理解しようとせず(あるいは理解することをあきらめて)、やり方を覚えようとする勉強方法が問題なのです。
 勉強量の割には成績が上がらないのもそのためです。

 基本原理を理解するという事は簡単に言うと、

 「要するにそれはどういうものなのか」をつかむという事です。

 例えば一次関数の場合だと、一次関数の定義、変化の割合、グラフ、直線の式、連立方程式との関係といった項目に分かれています。
 それぞれを別々のものとして切り離して考えるのではなく、それぞれの役割、相互の関係を理解することで
一次関数の仕組みを全体的、総合的に把握するという事です。

 このような形で基本原理を理解することが出来れば、それが応用力です。
応用問題とは、上記の項目のどれが関係しているかを見抜くことが出来るかが試されるものだからです。

 話は少し変わりますが、君は計算問題と応用問題(文章題)とは別のものだと思っていませんか?
計算問題に単位をつけたものが応用問題(文章題)の解答式であるということを知ることも、応用問題が苦手だという意識を解消するためには必要なことです。

            ④へつづく

  




  







 





 





君たちはこんなことを考えていないだろうか? ②

      前回のお話の続き

 中学受験や私立高校は別として、公立高校入試では教科書以外の範囲から出題されることはありません。
従って高校入試は日常の学習の延長上にあると言えます。

 つまり定期テストのための勉強は高校受験のための勉強でもあるのです。

 日常の学習がきちんとなされていれば、「受験勉強」も同時に進められていることになります。
ただ暗記科目については時々復習することを心がけることで、せっかく覚えたことを忘れないようにします。

 科目の特性を考え、自分なりに工夫し、日々の学習を効率的に行うことが「受験勉強」の秘訣なのです。

 受験だからといって特別な勉強は全く必要ありません。

  もし日常の学習のやり方に問題があるなら、春・夏・冬休みを利用してやり直さなければなりません。
 勉強の方法を改めない限りは、休みごとに何度も繰り返さなければならないという事になります。
それが進学塾が平常授業に加えて行なっている春・夏・冬期講習会です。

                          ③へつづく

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君たちはこんなことを考えていないだろうか? ①

< そもそも 「受験勉強」 とはどんなものなのか。 日常の学習(定期テスト)と違うことをしなければいけないのだろうか。 >

 君たちがこのような疑問を抱くのは、「受験勉強」という言葉が定義があいまいのまま用いられているからです。
                     
 「受験勉強」とは文字通り”受験のためにする”勉強です。
日常の学習~学校で学ぶこと~と違う内容の特別な勉強という事ではありません。ところが、このような当たり前のことが良く理解されていません。
 解法のテクニック、必須事項、入試対策問題、予想問題、合格判定テスト、〇〇校コース、〇〇講座etc. といった言葉によって、進学塾(特に大手)でしか学べないようなものとしてイメージされているからだと思います。
 ただこれらが君たち受験生にとって合理的かつ効率的なものであれば問題ないのですが、実際は全く逆です。このことは入学試験とはどういうものなのかを考えてみるとよく分かります。

 入学試験では、その時初めて見る問題を限られた時間の中で自分ひとりの力で解答しなければなりません。
だとすると要求されるのは、どんな問題にも対応できるような真の学力(応用力・思考力)です。
 このような学力をつけることが「受験勉強」ということです。上記のようないろいろな言葉は受験生心理をくすぐるものですが、真の「受験勉強」と対極にあるものと言っても過言ではありません。

 次回は、正しい「受験勉強」の方法、日常の学習との関係について述べることにします。

                               ②へつづく


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こんな時、親はどうすれば? ④

    前回のお話の続き

 結論から言うと、宿題をやらせることで真の学力 (思考力・応用力) をつけさせることは出来ません。
というよりも、決してしてはいけないことなのです。
 宿題を出すのは、パターン毎に分類された問題を数多くこなすことで解法を暗記させることが目的です。
「忘れたから」 「見たことが無いから」 出来ないという言葉を生徒たちが口にするのは、数学(中学受験算数も同じ)を暗記科目として勉強しているからです。
 しかし、初めて見る問題を自分の頭で考えて解かなくてはならないというのが入学試験だという事を考えれば、それがいかに誤った指導法・勉強法であるのかという事はお分かり頂けると思います。

 数学は、その単元の基本原理をしっかり理解することが出来れば、それで終了です。
 つまり、こういうことです。
 教える立場からすると、いくつかの公式の組み合わせで構成されている問題を一つ選んで、その問題について説明することでその単元全体を理解させることが可能なのです。
 ほとんど勉強しないのにテストでは満点もしくはそれに近い点数を取る生徒がいますが、それは自然にそのような勉強を実践しているからです。
 
 塾はあくまでも、教室で生徒を指導するところです。
 数学や理科の各単元の基本原理を理解させ、
 自分の力で問題を解けるように導くところです。

 宿題という方法を選択するという事は、そのような塾の果たすべき責務を放棄していることに他なりません。
少々厳しい言い方になりましたが、何も知らずに勉強させられている生徒のことを考えると看過することのできない重大なことだと考え、あえて述べさせて頂きました。

 尚、誤解しないで頂きたいのは
 数学や理科第一分野について宿題を出してはいけないという事ではありません。
 塾での指導が十分なされているのであれば、
 自分ひとりの力で解こうとする習慣は非常に重要なものですから、
 その生徒にふさわしい問題を宿題として課すことは逆に必要なことです。

 最後に英語についても簡単にふれておきます。
be動詞と一般動詞の違い、三人称単数などの基本が良く理解できていない生徒については
教室内での指導を中心とするべきだと思います。


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こんな時、親はどうすれば? ③

前回のお話の続き

 家にいると全く勉強しないという理由で、宿題をたくさん出す塾に行かせる方がたくさんいらっしゃるようです。
そのような生徒にとっては、遊ぶ時間もないくらい塾と宿題に追われる毎日になります。
 しかし、これでもう大丈夫だと安心できるでしょうか。
 これが生徒本人が自主的に始めた猛勉強ならばともかく、強制的にやらされているにすぎません。それまで何もしていなかったわけですから、一時的に成績は上がるかもしれません(但し、主に社会や理科)。
 塾に行かせる本来の目的は、志望校に合格するために必要な学力をつけさせることにあるはずです。
 勉強量が多ければ、それで必ずそのような学力が身に付くというわけではありません。内容ややり方によっては、しないよりはましという程度の効果しかないという事になってしまいます。

 それでは、宿題と学力との関係について具体的に検討してみましょう。
 科目によって分けて考える必要があります。

 社会や理科第二分野のような暗記科目の場合は、宿題を出すことに問題はありません。
 但し、適当な分量であること、きちんと覚えて来たかどうかを必ずチェックしてあげることが不可欠です。

 問題は、数学や理科第一分野です。


                            ④へつづく・・・


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こんな時、親はどうすれば? ②

前回のお話のつづき

 そのような生徒をお預かりした場合、私は強制的にやらせることは決してしません。服従しているように振る舞うだけだからです。いやいや勉強しても効果はありません。
 勿論、甘やかしたり迎合したりするという事ではありません。
 「せっかく遊びなどを我慢して塾に来ているのだから、少しでも何か身に着けて帰った方が良いのでは」といった話を時々してやります。結構素直に耳を傾けます。本人も「やらなくてはいけない」という気持ちを持っているからです。そうでなくては休まずに塾に通い続けるはずがありません。親をはじめ周囲の「勉強してもらいたい」という気持ちは十分理解しています。でもなかなかその気にならないというジレンマに悩んでいるのです。
 定期テストのことを考えると、あれもさせたい、これもさせたいと、つい思ってしまいますが、先述の通り無理強いしても仕方ないので、先々のことを考え最低限のことだけはさせようという線で折り合いをつけるようにしています。

 あせらず長い目で見守ろうとすることは決して消極的なことではなく、むしろ少しでも早く本人に「そろそろ勉強しなくてはいけない」という気持ちを持たせるための最善の対処法だと思います。

 現在中学3年生のC子さんも、最近ようやくやる気を見せるようになりました。何のために塾に来ているのといった感じの1年間でした。「確かにそうだね。」と本人も認めています。唯一の収穫は、嫌いだった英語が少しずつ分かるようになったことで、英語だけはいやがらずにやってくれたことです。
 最近、進みたい高校が決まったことで塾での学習態度がガラリと変わりました。以前だったら頑なに拒んでいた理科ですが、苦手意識を解消すべく自ら率先して取り組むようになりました。その前向きな姿勢は、説明の聞き方も真剣なものへと変えました。

 「わかる」 → 「できる」 → 「成績上昇」 の好循環の始まりです!

 「私、〇〇校へ行けるかな?」 と聞いてきたので、勉強ぶりが別人のように変わったことを評価したうえで、
 「この調子でやっていけば、十分安全圏に入れる。」 と言ってやると
 「じゃあ、頑張る。」 と目を輝かせて答えてくれました。

                               ③へつづく・・・


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