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塾にできること、できないこと ②

個別指導ですから、もちろんカリキュラムは生徒一人一人違います。
単元の進め方のことですが、教える側が通りいっぺんの説明をすることで、その単元を終了したことにしてスケジュール通りに進めていくのが一般的です。
それが、生徒たちが同じことを繰り返しやらなくてはならなくなる原因です。

単元が終わるとは、その生徒が内容を完全に理解して自分の力で問題を解けるようになることです。
ですから単元終了時は生徒各自異なります。
いずれにしましても、その単元が”きちんと”終了してから次の単元へと進ませます。

「わかるべきものはわかるまで、覚えるものは覚えるまで」する。
これが勉強の基本です。

順調なペースで単元をこなしていける生徒は、定期テスト前はほとんどの時間を暗記科目に使うことができます。
暗記科目以外は教室での勉強だけで済みますから、宿題は必要ありません。
生徒にとって最も負担が少なく、それでいて全ての教科で高得点を取ることのできる学習法と言えるでしょう。
しっかり身につけたものは、繰り返してやる必要がありません。
それが本当の学力です。
ですから、定期テストに向けた日常の学習は同時に高校入試の対策にもつながります。
平常授業だけで充分で、講習会などは必要ありません。

このようにして、これまで数多くの生徒達がクラブ活動や生徒会活動と両立させながら難関校へと進んでいきました。
難関校へ進むような生徒は、目標もはっきりしていて学習意欲も旺盛ですから、本来塾に通わなくても好成績を維持して志望校に合格することが出来ます。

このような生徒をお預かりした場合には、せっかくの素質を活かすための授業をすることにしています。
それは、上記のような効率の高い合理的な学習法を教えることで、余力をもって進学させるような授業です。

いずれにしましても、成績向上や高校合格はあくまでも生徒本人の努力の結果であって、塾はそのサポートをするにすぎません。

次回は、あまり成績の上がらない生徒についてお話します。

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塾にできること、できないこと ①

塾として、どんなことができるのかについてお話します。
私のやっている「共学舎」の授業風景を紹介しながら進めていきたいと思います。

現在、札幌市中央区と当別町に教室があります。
どちらも小・中学生を対象とした1クラス3~5名の完全個別指導です。

事前面談には十分すぎるほどの時間をかけています。
どのような考えで、どのように授業を進めていくのかをよく聞いてもらい、納得して入塾して頂きたいからです。
生徒本人にも必ず同席してもらいます。
「ここで勉強したい」という本人の意思が絶対欠かせないからです。

通い始める学年はさまざまですが、途中でやめていく生徒はほとんどいません。
もちろん成績が上がる生徒もいますが、むしろそんなに上がらない生徒の方が多いかもしれません。
それでも、自分の意思で高校入試まで通塾を続けます。
その理由について、私は次のように考えています。
教室の雰囲気と授業の進め方に大別することが出来ます。

まず教室の雰囲気についてです。
生徒が緊張感の中もくもくと勉強に取り組んでいるといった感じではありません。
のびのびと楽しく勉強できる環境になっています。
私自身、「先生だから」「生徒だから」という形で生徒と接することが好きではありません。
いづれにしましても、楽しく学ぶという事が学力をつけるうえで非常に大切なことなのです。

次回は授業の進め方についてです。

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余力をもって進学する ⑤

前回のお話の続き

同級生でも誰でもよいですから、他の人に教えるという事です。
完全に理解できていなければ、自分の言葉で人に説明することはできません。
どこかでつかえれば、自分が理解できていないという事が分かります。
人に教える場面を想定して教科書参考書を読むと、それまでとは全く違っていることに気付くと思います。
納得するまで繰り返し読んだり、時には関連するところは全て調べなくてはならないということになります。
私は学生時代の家庭教師の経験を通して、このことを認識させられました。

中学では残念ながら数学に対する自信が持てるようにならなかったとしても、その先それがずっと続くという事ではありません。
他の教科が数学の分をカバーすることで難関校に合格できるとしても、あえてランクを下げて受験することも検討してほしいと思います。
数学が自分より得意な生徒は必ず少なくなります。
そうすれば、焦らずに数学学習法の改造に取り組むことが出来ます。
それに、ランクを下げたからといって大学進学等には思ったほどの影響はありません。
高校が大学へ入れてくれるわけではなく、あくまでも自分の努力次第なのですから。

高校は単なる通過点です。
難関校も無理なく行けるのであれば問題はありませんが、そうでなければ世間体など気にせず自分の将来を大切にすべきです。
余力をもって進学することで、可能性は大きく広がります。

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余力をもって進学する ④

今回からは別のタイプの生徒についてのお話です。

かなり努力して、数学の定期テストなどで満点もしくはそれに近い得点を取る生徒もいます。
このような場合、自分自身では数学は得意だとは思っていないものです。
数学の得意な生徒は、特に勉強しなくても学力テストでも高得点を取ります。
それに対して、彼らは半分も取れないという事がよくあります。
定期テストは限られた範囲で行われます。
完全に理解できていなくても、問題数をこなすことで解き方を覚えてしまうのです。
しかし、覚えたものは忘れます。
理解が不十分だと、初めて見る問題を自分で考えて解く力もついていません。
こうして、学力テストで両者の違いが歴然となります。
それが入試での差につながります。

数学の学習法を根本的に変えない限り、その差を埋めることはできません。
暗記学習ではなく、数学本来の学習法に改めるのです。

ところが指導法を見れば分かると思いますが、進学塾へ行くと訳も分からず暗記するという学習をさせられることになります。
たとえ高校へは進めても、急に高度になる高校数学には最初からついていけなくなります。
難関校であればなおさらです。

ただ、学習法を改めるといってもそんなに容易なことではありません。
そこで是非試みてほしい方法があります。

            ⑤へつづく

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余力をもって進学する ③

これまで述べてきたことは、そうなるはずだという机上の空論ではありません。
全て実体験に基づくものです。
通塾生の中に例年1人や2人このような生徒がいました。
彼らは全員、札幌北高や国際情報校へ進学しました。
そのほとんどは、道内外の有名大学に進んだとの報告を受けています。

彼らについては、数学にしても英語にしても各単元の導入部の説明をすること以外に教える状況はあまりありません。
指示された問題をこなしていく際に生じる疑問や質問に答えるぐらいです。
ですから、私の指導で高校へ入学させたとは思っていません。
あくまで本人の努力の結果であって、ただ無駄なことはなるべくさせないようサポートしたにすぎません。

せっかく素質に恵まれたにもかかわらず、進学塾に通い、勉強漬けの日々を送っている生徒は少なくありません。
燃え尽き症候群となって、せっかく進学した高校で落ちこぼれては元も子もありません。

どのような道を歩むかは、結局親御さんの判断にかかっています。

いずれの方が望ましいかは、理性的かつ冷静に考えれば誰にでもわかる簡単なことです。
目先のことばかりに気を取られずに、お子さんの将来を真剣に考えてあげることが何よりも大切なのです。

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余力をもって進学する ②

数学を大の得意にしていて、他の科目についても高い学力を持っている生徒。
仮に弱い科目があるとすれば、それはたいていは社会です。
覚えることが面倒だからです。
これらの生徒は、日常の学習を効率的に行ってさえいれば定期テストの対策がとても楽です。
まず、数学は全くする必要がありません。
ですから他の科目についてテスト範囲のどこが出されてもよいよう細部にまで目を通す時間を十分にとることが出来ます。

このようにして学年のトップクラスをキープしていれば、それはとりもなおさず志望する難関校の合格圏内にいるという事です。
日常の学習が同時に受験勉強にもなっているからです。

科目の特性に応じた合理的な学習によって身につけた学力が入試に最も強い学力です。
自分が納得する勉強をして得られた満足感・達成感だけが、平常心で入試に臨む、つまり実力を十分に発揮することを可能にします。

さらに勉強量を増やせば、上位で合格することが出来るかもしれません。
しかし、入試における順位と高校での成績は全く関係ありません。
部活動や興味のあることに大いに時間を使い、勉強だけではない充実した中学生活を送ることを薦めます。
余力をもって入学する生徒は、高校進学後必ず伸びます。

③へつづく

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余力をもって進学する ①

最難関校もしくはそれに準ずる高校を目指している生徒さんへ向けたお話をしたいと思います。

中1のかなり早い段階で、その生徒がどのくらいのレベルかが判ります。
その基準は、数学を教えた時の感触です。

ひとつの単元はいくつかの項目に分けられていますが、通常はその項目ごとに説明します。
しかし最難関校レベルだと思われる生徒に対しては一気に教えてしまいます。
数学の得意な生徒にとっては、中学数学はそれほど難しいものではありません。
ですから、それだけで難なくその単元の仕組みを理解してしまいます。
基本的な問題は必要最小限度にとどめます。
また、彼らにとって中級程度の応用問題は応用問題のうちに入りません。

分かりきった問題をたくさんさせるのは、時間の浪費になるだけです。

どんな問題でも必ず解いてみせるという意思を持った生徒は、たいていの難問を自力で解いてしまいます。
こちらのできることは、より簡単な解き方を示すくらいでほとんど教える必要がありません。
ですから、4~5回の授業で1学期分の学習内容を余裕でこなしてしまいます。
それも教室内の授業だけで十分で、宿題は全く必要ありません。

このような生徒は本来塾に通う必要はありません。

仮に指導を任された場合は、無駄な勉強はさせず、最短距離で中学数学を習得させるように心がけています。

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勉強したがらない子 ③

(2)生徒さんへ

君たちが”勉強しなくてはならない”とは思っていても、ついケータイをいじったりゲームをしてしまうのは、なかなかやる気になれないからです。
ただ困ったことに、やる気というのは持とうとして持てるものではありません。
でも、顔を見れば「勉強、勉強」と言われる毎日。
これからやろうと思っている時にタイミング悪く、「勉強しなさい」と言われることもよくあります。

そこで提案があります。
ゲーム感覚でやってみるということです。
目標を決めて、それをクリアすることに挑むのです。
〇〇番以内、△△点アップと自分の目標を決めます。
その時、簡単に達成できそうなものではあまり意味がありませんから、
これは無理だろうという数値に近いものにすると良いでしょう。
その達成に向けて勉強するのです。

成績上位の子も勉強が楽しいからやっているのではなく、より成績を上げたいという気持ちがあるから頑張っているのです。
ただこの競争心も性格によりますので、やる気と同じで持とうとして持てるものではありません。

この提案の大きなポイントは、「勉強」というもののとらえ方を変えてみるということです。
勉強のための勉強ではなく、ゲーム攻略の手段として勉強するということです。
「勉強しなさい」と言われなくて済むし、成績も上がればまさに一石二鳥です。

もし自分が本気で勉強したら、どれだけ成績は上がるんだろうという楽しみを持って、是非試してみてください。


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勉強したがらない子 ②

勉強しなさい。」と言わなければ、「ますます勉強しなくなるのでは。」
という不安が生じるかもしれませんね。

でも、そんな心配はいりません。
お子さんは親御さんや周りの大人たちの”勉強してほしい”という気持ちは全て理解しています。
そして、本人もやらなければいけないと感じています。
でも、勉強の楽しさに触れる機会にめぐりあっていなかったり、
目標がまだ定まっていないからという理由で
やる気になれないから、勉強しないのです。

「勉強しなさい。」と言わないことは、
確かにかなりの忍耐を必要とします。
でもその忍耐は、先ほど述べたような”お子さんの気持ちを理解している”
という大きなメッセージになります。
そして親御さんの”勉強してもらいたい気持ち”が正しく確実に
お子さんの心に届くのです。

やる気になるのを辛抱強く待ってあげてください。
勉強をやり始める時期が意外と早まるかもしれませんよ。

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勉強したがらない子 ①

ゲームばかりしてないで、少しは勉強しなさい。」

「勉強、勉強って うるさく言わないでよ。」 


こんなやりとりが、どこの家庭でも日常的に繰り返されていると思います。
言う側のイライラ、言われる側のストレスが、多少なりとも軽減されたら
という思いで、私なりの考え方をお話しします。


(1)親御さんへ

ほとんどのお子さんにとって、勉強は楽しいものではありません。
これがゲームやスポーツと決定的に違うところです。
まず、このことを認識する必要があります。
でも誤解しないでください。
だから言う側が悪いという事ではありません。

「将来のために、勉強はしておいた方が良い。」
そういった思いから、つい言いたくもないのに言ってしまう。
でも思い通りに勉強してくれない。
それどころか、うざったく思われてしまうだけ。
せっかく子供のためを思って言っているのに。
そのような気持ちは痛いほどよく分かります。

では、どうしたら良いのかということになりますね。

「勉強しなさい」と言うことをやめることです。

その理由は次回お話ししましょう。


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